ハイリスクローリターンだが、勝率94.5%という脅威の超高勝率を誇る有名な手法。

「べアビック法」(ペアビック法、ベアビッグ法、ペアピック法、ペアピッグ法、等と間違われる事がある
手法評価★★☆☆☆

賭けはほぼ当たるが、1度でも外した場合にはそれ相応の代償が必要な諸刃の剣。
やり方は少々手間がかかるが非常に簡単。

ベアビック法のやり方

緑色の「00」が無いヨーロピアンルーレット限定の手法です。
ヨーロピアンルーレットにて、「ストレートアップ」と呼ばれる配当が35倍の箇所のみを利用します。

「0」「1」「36」合計37か所あるストレートアップのうち、35か所にベットします。

つまり、ベアビック法を行うには、必然的にミニマムベットの35倍の軍資金が必要となります。
37か所のうち35か所にベットしているため、勝率は94.5%となります。

これで当たった場合、配当は36ドル。35ドル賭けているため増えるのは1ドルのみです。

しかし、もしも5.5%の確率で外してしまった場合、一気に36ドルも失ってしまいます。
そのため、連続してこの手法を使うのは良くないと言われています。

 

また、賭ける35か所の選択に関しては諸説あります。
有名な方法が、「0」と「直前に出た数字」の2か所以外に賭ける方法です。
※漫画「嘘喰い」にて主人公「斑目獏(マダラメバク)」もこの賭け方を行いました。
2回続けては出ないだろうという事を見越した賭け方ですが、どこに賭けようと勝率に変動はないので自分の思うように賭けましょう。

ベアビック法のメリット

あらゆるゲーム、手法を凌駕する圧倒的勝率が特徴です。
やはり94.5%というのは中々外れないもので、あっという間に5連勝、10連勝と勝つことが出来ます。

また、このような使い方をする実在の人物がいます。

「1日にベアビック法を用いて、たった1度の勝負しかしない。
100ドルずつ35か所、合計3500ドルを賭ける。
負けたらそれまで、勝てればその配当で1日を遊んで暮らす」

彼はその方法で、最終的に負けるまで1年近く遊んで暮らしていました。
連勝回数は300近く、この人物の剛運もありますがベアビック法の勝率の高さを物語っています。

絶対に勝たなくてはいけない、ここぞという時に使いたい手法ですね。

 

 

ベアビック法のデメリット

それはリスクと配当が見合っていない事です。

勝率が約95%という事は、確率的に少なくとも20回に1回は負けるという事が言えます。
もし負けた場合、一挙に36ドルもの大金を失いますが、勝った場合は1勝負で得られる配当はたったの1ドル。

もし単純計算の確率通り20回に1度負けたとした場合。
19回勝って1回負けるという事は、19ドル勝って35ドル失うという事なので、マイナス16ドルになります。
順当に行った結果、20回の勝負でマイナス16ドル。
そのため、この手法だけを何度も行うのは誤りだと言えるでしょう。

ルーレットはどのように賭けても期待値が同じとはいえ、1度に35か所ものベットを行うベアビック法ではその結果が顕著に現れます。
多用はお勧めできない手法です。

ベアビック法が利用できるゲーム

ヨーロピアンスタイルのルーレットに使用する手法です。

マーチンベアビック法

マーチンゲール法とベアビック法を組み合わせたような派生形も有名です。
勝率が高い事を見越し、強気に大金を賭ける方法です。多額の資金を必要とします。

「0」「1」「36」、合計37か所あるストレートアップのうち、いずれかの35か所に1ドルづつベットします。
勝てた→①へ
負けた→②へ

「0」「1」「36」、合計37か所あるストレートアップのうち、いずれかの35か所に36ドルづつベットします。
勝てた→①へ
負けた→③へ

 

①で35ドル、②で1260ドルを使用しているため、支出の合計は1295ドルです。
②で勝てた場合、配当は1296ドルとなり、結果的にプラス1ドルとなります。

もし②で負けた場合は、1295ドルという大敗を喫することになります。

 

「0」「1」「36」、合計37か所あるストレートアップのうち、いずれかの35か所に1296ドルづつベットします。
勝てた→①へ
負けた→④へ

 

①で35ドル、②で1260ドル、③で45360ドルを賭けたため、支出の合計は46655ドルです。
③で勝てた場合、配当は46656ドルとなり、結果的にプラス1ドルとなります。

もし③で負けた場合は、46655ドルという眼も眩む歴史的な大敗を経験することになります。

 

④このようにベット限界(天井)まで、前回当たった場合の配当額をそのまま35か所に賭けていく。
④からは1か所につき46,656ドル、合計1,632,960ドル(1億円以上)を賭ける必要があるため、現実的ではないかもしれません。
※資金の限界と、テーブルのベット上限を踏まえ、何回チャンスがあるかを計算しておくことをオススメします。

 

天文学的な金額を失うリスクと引き換えに、勝率は限りなく100%に近くなっていきます。
単純計算ですが勝率は

①回目の勝率は94.5%

②回目までに勝つ確率は99.6975%

③回目までに勝つ確率は99.9834%
※厳密には毎回の勝率は変わらず94.5%。

ベアビック法を実際に試した感想

実際にヨーロピアンスタイルのルーレットでベアビック法を試しました。

資金100ドルで、もちろん1ドルづつを賭けます。
14回連勝することが出来ましたが、なんと15回目で外してしまい、その時点で残金は70ドル台。
元の資金の金額に戻すだけでも20連勝以上しなくてはならない状況に心が折れてしまいました。

素晴らしい手法と思いますが、メインとして連続して行うべきではない手法だと思います。